【リスクって何だろう?】危険予知トレーニング=KYTをやってみよう

リスクマネージメント
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こんにちは!nariです!

新年度が始まり、早くも一週間が過ぎましたね。
新入職員の方たちは、職場の忙しさに目を向いている感じでしょうか。
少しずつ慣れていけば大丈夫ですよ!

じっくりと成長していきましょう!

そんな成長株の皆さんにぜひお伝えしたいことがあります。
それは【介護現場のリスク】について。

初心者の方だけでなく年数を重ねている方もお仕事の参考にして頂ければと思います。

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「リスク」って何だろう?

後輩A
後輩A

先輩、教えてほしいことがあるんですが…

先輩B
先輩B

どないしたんや?

後輩A
後輩A

今日の内部研修で「リスク」について講義があったんですが

先輩B
先輩B

おう。「リスク」な。それがどないした?

後輩A
後輩A

それがよく分からなくて…、事故の背景を考えろとか、要因をしっかり見つけろとか、

先輩B
先輩B

ちょ、待て待て。「リスク」についての説明はなかったんか?

後輩A
後輩A

「リスク」の説明?

先輩A
先輩A

せや。「リスク」の説明をせんことには「リスク」のことは理解できんのや。

しゃあないな、研修のあとやけど、俺が教えたるわ

リスク=「将来いずれかの時に起こる不確定な事象とその影響」である

「リスク」と聞くと頭に浮かぶイメージは「危険」ということが浮かんでくると思います。

しかし、実際の意味は、

「将来いずれかの時に起こる不確定な事象とその影響」

と言われています。

「リスク=危険」

ではないということですね。

じゃ、どういうことかと言うと

「リスク=予測はできても実際に起こるかどうか分からないこと」

と捉えてもらえればいいと思います。

分かりやすい例で言うと、自動車教習所で行われる「KYT(危険予知トレーニング)」が挙げられます。

  • 車を運転中
  • 路肩に数台の車が止まっている
  • その中の一台が後方を確認せずにいきなり動きだす「かもしれない」
  • 停車している一台の運転席が急に開く「かもしれない」
  • 停車している車の間から子供が飛び出してくる「かもしれない」
    などなど…

福祉施設での例を挙げると

  • 転倒
  • ケガ
  • 服薬関係のトラブル
    などが挙げられます。


いずれも予測はできますが、実際に起こるかどうかは分からないことばかりですよね。
注目していただきたいのは、「かもしれない」という表現です。

「かもしれない」という考え方=KYT

「もしかしたら、これは起こることなのかもしれない」

予測をするというのは、おおまかに言うとこういうことなのかもしれません。
「これ」という部分には、さまざまなことが当てはまります。

  • 道を走っていたらこけるかもしれない
  • 食べ物から異臭がする→腐っているかもしれない
  • 朝起きたらベッドから落ちているかもしれない

と、考え出したらきりがないくらい「かもしれない」が語尾につく事象はありふれています。
そして、「かもしれない」がつくと、それは近い将来に起こる「かもしれない」こと。

つまり、「予測」できることに変わります。

日常の中で「もしかしたら〇〇かもしれない」と常に考える。

これが「KYT(危険予知トレーニング)」となるのです。

結論:「リスク」=予測できること

リスクはある程度予測を立てることで、予防が十分できます。
そして、一人ひとり、個々で捉えるよりもチームとして捉えておくことで、「予測、判断の均一化」が可能です。
予測と起こった事例に対する判断力を均一化、もしくは意識を近づけることでその後の対応の速さも格段に変わります。一人ひとりが次に何をするべきかの判断が適格になるからです。

そのためには、何度も言いますが、「多人数の予測、判断の均一化」がポイントになります。

ではそれをどうすれば鍛えられるのか。

「KYT(危険予知トレーニング)」を何度も繰り返すことで鍛えられます。

KYTはどこでも行うことができます。
スタッフ会議のような大人数の場でもできるし、仲の良い職員同士で行うこともできます。

方法としては、イラストで危険個所を記したKYT集のようなテキストを使うことが多いです。それぞれのステージ(介護現場、医療現場)に適した内容のテキストがあるので使い分けてみてください。

KYTの目的は、

  • 「リスク」に対する意識の向上
  • 起こった事例に対しての判断力向上
  • 「リスク」を見抜く「目」を養う

大枠なところは上記になります。イラストの中には予測しうる限りの「リスク」が潜んでいるので、まずはそれらをたくさん見つける「目」を養いましょう。
それから、常日頃から「かもしれない」という意識を持って、予測をしておく癖をつけておくようにしましょう。

それだけで、介護施設で起こる「危険」はある程度予防することができます。

まずは「リスク」に対する考え方を「=危険」から「=〇〇かもしれない」に改めてみてください。

きっと、安全に対する意識が変わるはずです。

皆さんの努力で利用者様の安全は保たれています。

それを忘れないでくださいね。

それじゃ、また!

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